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株式会社WAKUWAKUのご紹介

今回はBiztech投資戦略における投資先の企業をご紹介します。

ご紹介する「株式会社WAKUWAKU」(以下、「WAKUWAKU社」)は、中古住宅プラットフォーム事業を手掛ける不動産テック企業であり、IT×リアルを融合した新たな価値を創造されている企業です。それではWAKUWAKU社の代表取締役社長 鎌田様にお話を伺ってみましょう。

鎌田様の自己紹介をお願いいたします

1978年生まれ 静岡県生まれ。

国内外にグローバル展開する総合不動産企業にて、エンドユーザー向けの不動産開発事業、不動産流通事業を経験し最年少事業部長として、日本初となる顧客の安心安全となるサービスを次々とローンチさせる。

2013年株式会社和久環組(現:株式会社WAKUWAKU)を設立。旧来の産業構造上の課題を解決する事業を推進。業界特有の複雑な業務プロセスのDX推進や仕組みをインストールすることで、現場生産性・効率化が向上され、リモート時代の多様な顧客ニーズに対応するパーソナライズ化された住宅購入サービスの提供を実現している。

WAKUWAKU社の主な事業内容を教えてください

当社は国内シェアNO.1「中古+リノベ」のバーティカルSaaSプラットフォーム「リノベ不動産」の運営を行っています。リノベ不動産は、不動産仲介、設計、施工、インテリアデザインなど中古住宅をリノベして購入する際に必要となる複雑な購入プロセスを、ワンストップサービスで最適化し、ユーザーに新たな顧客体験を提供します。

また、リノベ不動産はブランドパートナーと位置づける各地域の不動産・リフォーム・工務店などの事業者に、直営店で実証確立したこのビジネスモデルを各種ソリューションとしてSaaS提供しています。

レガシーな産業と呼ばれる不動産・建築領域の事業者のマーケティングDX、営業DX、設計、建材流通の支援を通して生産性・収益改善をサポートします。

取り組まれている中古住宅領域の魅力、今後の可能性について教えてください

新築物件価格の高騰や着工件数の減少など厳しい住宅市場の中で、中古流通とリフォーム領域は市場規模が20兆円まで成長すると期待されています。しかし、従来の不動産や建築などの個別のビジネスモデルではユーザーに最適なサービスの提供が難しく、収益性にも大きな課題を抱えております。その中でリノベ不動産が提供する中古+リノベをワンストップで提供するビジネスモデルは顧客体験を最大化させ、事業者の収益性を改善し、不動産のC2Cのセカンダリーマーケットを拡大していくことが可能となります。

WAKUWAKU社が目指す今後のビジョンを教えてください

業界都合のサービス提供により画一的な住宅が溢れる中、ユーザーの多種多様なニーズが拡大しています。日本全国どこでも、「住宅に暮らしを合わせる」のではなく、「自分好みの暮らしに住宅を合わせる」顧客ファーストのサービス提供を可能とするプラットフォーム強化を図り、パーソナライズ化された豊かな暮らしを実現する「暮らしの民主化」を推進して参ります。

また、中古住宅の利活用・流通促進をする事で、SDGsの観点からも空き家問題の解決・持続可能な事業・地域の構築・脱炭素などの社会課題に配慮した事業展開を推進していきたいと考えております。

マーキュリアインベストメントの出資により変わったことはありますか?

パートナー候補の会社様を複数ご紹介頂き、時には商談に同席され弊社をプッシュしていただく等、力強い成長支援を受けております。また、不動産・物流領域に特化した投資戦略ですので、ファイナンスのみならず中古不動産領域に関する専門的な議論ができることは、他の投資家様には無い点だと思っております。

最後に一言お願いいたします

リノベ不動産事業の拡大・成長の過程でIPOを実現し、さらなる成長と住宅産業の課題解決、社会貢献を通して、応援いただいております株主様をはじめとするステークホルダーの皆さまの期待に応えるべく社員一丸となって邁進して参ります。

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